著者岩本裕(編訳)出版社筑摩書房発行年月2013年02月ISBN9784480095190ページ数381Pキーワードうぱにしやつどげんてんやくちくまがくげいぶんこうー ウパニシヤツドゲンテンヤクチクマガクゲイブンコウー いわもと ゆたか イワモト ユタカ9784480095190内容紹介ウパニシャッドとはサンスクリット語で書かれた一群の神学書・宗教哲学書の総称である。
インド思想の根幹をなすこれらの書は、ヴェーダの神話と祭式の伝統の上に成立したものであるが、それまでのバラモンの祭式万能主義とは一線を画し、当時の王者の活躍を背景に、真理探究を志し、宇宙万象の一元を説く哲学を展開した。
本書は紀元前4〜8世紀に遡る古ウパニシャッドから主要篇を抜粋収録。
そこには、ブラフマンとアートマンの二元を同一視しその上に絶対不二の根本原理を説く「梵我一如」の哲学思想と、仏教等の土壌となった輪廻・業・解説の宗教思想が浮彫りにされている。
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